ブランディングは企業内に対しても有効な方法といえるでしょう。
従業員に企業理念や創業者の想いはうまく伝わっていますか。
うまく伝わっている企業は問題ないですが、上司の顔色ばかり見ている会社や従業員が同じミスばかりをして困っている会社は、もしかすると企業理念や創業者の想いが伝わっていないかもしれません。
従業員の想いがバラバラでは困る
企業理念や創業者の想いが従業員に伝わらないと、各従業員の向かっている方向がバラバラになってしまいます。
そして、各従業員がバラバラの企業イメージを発信してしまい混乱を招き一貫性のあるサービスの提供が難しくなる可能性があります。
たとえば、サービス業などは顧客と接する従業員は社外ブランディングにおいても重要な立ち位置にいますが、彼らがうまく顧客に対応できないと顧客離れにつながるかもしれません。
企業理念を従業員に浸透させる
しかし、クレドや社内ポータルサイトなどで企業理念や情報を共有するためのブランディングであるインナーブランディングを行うことによって従業員の意識を改革し、企業の方向性、同じ目標に向かって一致団結して進むことが可能です。
たとえば、クレドであれば、企業理念を基に従業員の具体的な行動指針を作成する形になりますが、その際に従業員主導でクレドを作成することで従業員が積極的に企業理念に接することになり、より企業のことを知ろうとし従業員に企業理念を浸透させることが可能になります。
そして、企業理念が従業員に広く浸透することにより、企業にとって同等のクオリティのサービスや商品を顧客や消費者に提供することができます。