ブランディングとは、「存在」「認知」「共感」「行動」というステップを経て、ファンを増やしていくことといえるでしょう。
そして、インターナル(インナー)ブランディングとは、通常のブランディングの従業員に対する社内向けと考えれば分かりやすいでしょう。
インナーブランディングの流れ
存在:
企業ブランド(企業の特徴)として確立されたものがあるかどうか。
認知:
そのブランドが従業員に伝わっているかどうか。
共感:
そのブランドが理解され、共感を得られているかどうか。
行動:
共感の結果として、従業員の業務の向上等の行動につながっているかどうか。
インナーブランディング(社内ブランディング)の目指すもの
企業理念を従業員に分かりやすく伝える
個々の従業員の意識や行動が変わる
企業の目指す姿に近づく
個々の社員が軸となり、企業理念を理解し意識改革をし、最終的に社員全員が連携して大きな力になるという目標を達成するためには、ビジュアライズ(可視化)し、統一したビジュアルで従業員の意識を変える必要があります。
インナーブランディングの様々
社内向けのスローガンなどを作成し、それを基にロゴを作成、そして理念や企業内の情報共有のためにクレドや社内ポータルサイト、社内向けパンフレット、ポスターなどを作成し従業員に周知していくのが一般的です。
その他、社章、社内向け会社案内、社内報、社内(企業理念)サイト、情報交換・共有サイト、イベント時のツール(Tシャツ等)、(企業理念を中心とした)採用情報サイトなどもあります。
従業員が積極的に参加してボトムアップで作成できればより強固なインナーブランディングにつながるでしょう。
クレドについて
「行動指針」が記載されたもの
クレドはトップダウンでなくボトムアップで創られ、企業理念を分かりやすい考え方や行動にしたもので、社員一人一人の接客や行動の軸となるものといえるでしょう。
クレドが生む可能性としては、以下のようなものがあります
・価値観の共有 ・自主的な行動 ・顧客の満足度アップ
・従業員のモチベーション向上 ・有意義な社内コミュニケーション
・社内でのつながり ・会社を誇りに想う心
社内ポータルサイト
社内ポータルサイトで企業理念だけでなく、情報の共有やよりよい繋がりを構築できる可能性があります。
企業理念
企業理念や行動指針を記載し、社内全体でシェア
各自の行動事例
指針に基づく各自の行動を記録し社内でシェア
アンケート機能
よりよい社内環境を構築するためにリサーチしシェア
一斉メール送信
メンバーに対して一斉にメールを送信し情報をシェア
広報誌や掲示板(電子書籍)
広報誌を掲載したり、掲示板で情報をシェア